27日に山本太郎議員がNHKに対して言い放った発言「NHKが忖度報道を続けるなら、受信料支払いをボイコットする」 といった発言について世間で話題になっています。議員という立場においてNHKの受信料を不払いするということは大きな問題に発展しそうですが山本太郎氏は一体どういった考えからこの発言に至ったのでしょうか?
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山本太郎議員の受信料ボイコット発言の簡単な流れ
山本太郎議員は「NHKの忖度報道は日本国民を惑わし、公共放送とは思えない」とツイッターにて言い放ったことから事は始まりました。言うなれば、山本太郎議員は
「公平な報道をせず、片方(政府)に肩入れをした報道をして国民を欺くなんて許せない!!」
「ならば受信料を払いません!」
という意見を述べたのです。
受信料を支払っている一般人の立場としたら、
「偏向報道をせず事実を報道してくれ!こっちはお金を払ってるんだ!」
という考えです。
そもそも山本太郎議員がNHKに言い放った「忖度報道(そんたくほうどう)」とはどういうことだったのか?
山本太郎議員が言い放った忖度(そんたく)報道ってナニ!?
学校法人「加計学園」の大学獣医学部新設計画について学校法人側は「総理が推奨している」といった書面を得たことになっている。
⇒しかし、これは行政において不公平になってしまい、決してよろしくないことである
↑これらのことについて天下り問題で引責辞任した前川喜平・前文部科学次官が「書面は本物」と証言!
↑だがしかし、さらにこれらのことについて菅官房長官は「文書の存在はありませんよ」と文書について否定発言、付け加えて「このことについて文部科学省が対応しますよ」と発言。
しかし今度は文部科学省が「辞職した人の発言なので文部科学省の言葉ではありません!」
といった事実が二転三転する内容となっているのです…こうなると誰かが事実とは異なる発言をしているということになります。
しかし、これら政府の二転三転発言についてNHKは報道していないのです。しかも”文書は無かった”という方向で報道を行っていたとか…、このような姿勢に対し山本太郎議員は抗議の声を挙げたわけです。
この発言は国民の声を代弁しているわけなのですが、そこに山本太郎議員の真意が存在します。
山本太郎議員の受信料ボイコット発言のスゴ過ぎる真意
国民の声の代弁の一方で凄いと思える山本太郎議員の真意が存在します。その狙い↓
・議員がボイコット発言、”不払い”を公言したのでNHKはいずれは裁判を起こさなくてはならない(督促を経て)
↓
結果、裁判上で放送に関する政治問題を取り扱わなくてはならなくなるので政府に取っては痛手
(政治問題自体を裁判に持っていく事は非常に困難)
・政府を叩くのがメインなわけだが一方で”NHK受信料”という国民の疑問点を先駆ける行動にもなるので山本太郎議員を後押しする人も増えてくる
この発言に対して様々な声があり、
「さすが山本、喧嘩の仕方がうまい 」
「政治家が違法を先導しちゃダメでしょ
この発言は下手すると裁判ざたになるかもよ 」
↑
これが狙いの可能性大
「あーあやっちゃったな
マスコミに圧力かけちゃったよ」
等といったものがありました。
山本太郎議員が今まで受信料を支払っていたのなら、不払いを続ける事によってNHKは督促から裁判といった流れを取らなくてはならなくなります。しかし、これを行うと報道上の政治問題に切り込む事に…
こうなると今後はどのようになるのでしょう?
・NHK側が何故か裁判を起こさない
・山本太郎議員が支払うべきNHKの受信料を何故か誰かが肩代わりする
・山本太郎議員が何故か発言を撤回して通常通り支払う事になる
・今回の文書自体が、政府と関係ない筋からの物と判明する
想像するとキリが無いですが、今後どのように事が進むのでしょうか?気になるところです。
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ちなみに、以下の記事で「不払いを行うとどのようなステップで裁判沙汰まで発展するのか?」を説明しています↓
・NHK受信料を契約後に不払いに走るとどのような事態にまでなるのか?
上記の記事を読んでドキッとなる場合はお早めの対処をオススメします。
【12月6日ニュース】
【最新12月版】NHK裁判で受信料が合憲とされた概要と今後の動きについて
【12月7日】
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