テレビを持っている世帯はNHKと受信契約を結ぶのが義務と言われていますが、今のご時世ではテレビを持たない方々も増加しています。そのため受信契約を結ばない世帯が多いのです。ですが、それに対し「テレビを持っていないのにも関わらずNHKの勧誘員が訪問してきて受信契約を結ぶように熱心に勧誘する」といったケースも多くなっています。
そんな状況なので、”熱心過ぎる勧誘方法”が住民からクレームになるケースも増えているようです。今回はNHKの勧誘員に対し、住民からどのようなクレームが増えているのかをケース毎に見ていきましょう。
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NHKの受信料の勧誘にて1番多いクレーム
まず、「クレームというのは簡単に言えば苦情や文句などの不服の申し立て」です。NHKに限らず企業である以上クレームが無いに越したことはありませんが、一方で企業である以上クレームが発生してしまうこともしょうがないことです。このクレームの元となる”契約”ですが、自分から求めてNHKと契約を結ぶ方は少なく、むしろ払い続けていても「というか、私は支払わなくてもいいのでは・・・?」と思ったりする人も多いのではないでしょうか?完全に納得したわけではない契約だと不服に感じるケースが発生することも想像するに難しくありません。
そして、実際にどのようなクレームがNHKの営業センターに入ってきているかというと、一番多いのは「訪問時間に関して」のクレームです。NHKの訪問は時間を選ばないケースも見られるので深夜の訪問もありえるのです。
たとえば、日中に訪問した際に不在にしている場合は在宅していても「忙しい」という理由で対応を拒んだりすると訪問時間をずらして再び訪問してきます。(忙しいと断ったので忙しくない、または帰宅しているであろう時間に訪問するのも当然といえば当然かもしれません)
また、日中主婦が対応したときに「契約は主人(旦那)に聞いてみないと決められません」と答えてしまうと再びの訪問は夜になってしまうのです。
要はNHKの勧誘員は確実に家に在宅している時間をリサーチした上で訪問してきていると言えます。
(勧誘員側もお仕事なのでこれは当然のことです)
クレーム発生の割合が多いのは上記のような訪問時間に対してのようです。なので、きちんとお話するタイミングを設けるか、視聴環境でない場合ならきっぱりと断ることが必要となります。
契約の行き違いでのクレームとは?
続いて多いクレームは、契約時の行き違いで住民が納得した契約を結べていないという事案です。
これは、契約をスピーディーに進めるために契約書の一部を代筆していたり、支払いを立て替えて1か月分の受信料を勧誘員が工面してあげることにより、受信者が契約内容のすべてを把握できておらず、身に覚えのない契約をしているというクレームに発展しているようです。また、同じような内容ですが、受信設備がないのにも関わらず契約を勧められて契約してしまったという件もあるようです。受信設備が無いにもかかわらず契約に発展するのは問題ですが、一方で勧誘員が円滑に契約を進めようと融通した結果マイナスに動いてしまった事案のようですね。
しかし、受信設備が無いパターンで、テレビがなくワンセグやPCしかないので契約しないと告げたものの、NHKの勧誘員により「ワンセグも契約が必要」という説明を受け、ついつい契約を結んだ人もいたようですが、その後、先日の「ワンセグは契約の理由に値しない」という判決が埼玉高裁で出されたのを見て、契約取り消しを求める人が増えているとのこと。
今までは「ワンセグ」や「車載ナビゲーション」「パソコン」も受信契約が必要であると案内を進めていましたが、先日の判決結果によって「ワンセグ付の携帯電話でNHKを見れるということだけ」であれば支払義務はないとなったため、NHKの営業センターに契約解除の申し出が出てきているようです。
以上が勧誘員に対してのクレームに多いとされているものです。
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しかし、その一方でNHKの番組は皆さんにとって役立つ情報やエンターテイメントを届けてくれる番組であることは事実です。日本の文化を紹介するテレビや世界の自然をテーマした番組等はとても素晴らしいと思います。(筆者はNHKに加入した上で視聴しています)
そのような素晴らしいコンテンツを発信していても、勧誘員がたまたま常識から外れている人がいるためにイメージ問題に発展してしまうことがあるのが悲しいところです。逆を言えば企業の営業マンのように”素晴らしさ”や”魅力”をしっかりと伝えてくれるような勧誘員であれば世間のイメージと視聴率は上がるのではないでしょうか?
実際に勧誘業務に従事しているのは外注の企業と言われているので、多くはNHK本体の企業ではないとのことです。したがって、NHKの勧誘員の行動で気になる点があれば早めにNHKの営業センターに電話して相談してみてください。
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コメント (9)
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なんて常識ない人たちなんだろう
インターホン越しに用件を聞いたら料金の変更の説明とのこと。
何故、料金が変わるのか尋ねたら資料で説明するので玄関先まで来てくれと。インターホンで今、何故変わるのか言ってくれと言っても玄関先で説明するの一点張りだった。
高圧的な感じだったので、そのような態度の人とはお話出来ません。とインターホンを切ったら玄関のドアをノックしてきた。受信料は支払っているし料金変更の通知も届いていないし、どこを調べても変更なんてことは書いてない。今度来たら、警察呼びます。
コメントありがとうございます。一度コールセンターに御相談されるのも手かもしれません。もしかしたらですが、その訪問者はNHKとは関係の無い人間だった可能性も考えられます。正体がどこの人間であれ、そのような訪問の仕方をされてしまうと恐怖を覚えてしまいますよね…
しらばっくるのもいい加減にしてよ。もし本当にあなたのところの集金員だったらどう申し開きするのですか。さっぱり反省のいろがないですね。お高くとまってるんじゃないよ。
コメントありがとうございます。
だいぶ苦労なされたようにお見受けします。
残念ながら集金員の人の中にはマナーが欠けている人もいることによって世間の不満が発生しているので
この点は改善していただきたいものですよね。
エヌリンクという代行業者が、前回の訪問時に「もう来ません」と約束したにもかかわらず休日深夜に訪問してきました。
管理者に代わったが、凄く横柄な対応だったのが印象的です。
記録を残すために「一筆書く」「電話を録音する」「動画を撮影する」を提案したのですが、いずれも拒否。
挙句には「入居者が変わる可能性もあるので、定期的な訪問は義務なんです」と言い出し始める始末。
そもそも、こんな代行業者を管理しているNHKのコンプライアンスにも問題ありと思われる。
コメントありがとうございます。約束を解消と深夜訪問、お察し申します。”横柄”が無ければそれだけでも印象はだいぶ変わるのではと思います。
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建替えしてすべての手続きがやっと完了して、落ち着いていた平日の作昼の私たちのいない間、母のみがいる時間帯に、NHKの方が訪問あり、受信料等全て契約支払いも完了しているのに、強引にしかもながながといついて、母がもう私たちが契約支払いをしているのでを何回も言っても訳の分からないデータなるものを出してまだしてないとの、契約を迫られたことがあったと話があり、さらに契約書を等一式置いて帰ることがあったとのこと。
山口県岩国市青木町のとある団地です。NHKには建て替えの際にも契約の一時停止お願い等その対応の悪さにほとほと困っていたのですが、、、もう契約して入っているにもかかわらず、いついて重複契約を迫るのは、、、しかも私たちがいる時間帯ではなく、お年寄り一人のみがいる時間帯に来ていついてごねて重複契約を迫るこの行為はNHKとしてはどう責任を取るのですか。これは恐喝詐欺行為にあたらないのですか。
本当にここ近年のNHKの対応等ひどいです。
コメントありがとうございます。
支払っている世帯に対してのさらなる契約は驚いてしまいます。一旦コールセンターへ既に契約していることと、契約訪問が重複にあたること、訪問された業者のことを知らせた方がよいと思います。さすがに対応してくれると思いますので。