NHK受信料の支払い率で見落としがちなBSの場合

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皆さんはNHKの受信契約をされていますか?NHKの勧誘訪問が世間でとても多いことをご存じかと思いますが、最近は契約者に向けてBS衛生放送への契約切り替えの案内が多くなってなっていませんか?テレビのチャンネルをBSに合わせてみていると、テレビ画面の下側に、BS視聴をされる場合はここへご連絡くださいというテロップが表示されていることがあります。

 

 

実際にNHKって4652万世帯が加入しており、その中の3564万世帯が支払いをしています。

これはNHKの契約者の支払率が76.6%であるということです、多いを感じるか少ないと感じるかはさておき、今回のこの中のBSの支払率がどの程度なのか、地上放送と比べてどうなのかを見ていきたいと思います。

 

 

 

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NHKの受信料支払い率に対してBSの受信料支払い率

 

 NHKは毎年受信料の契約世帯数や推定世帯支払い率を発表していますが、BSに関しては契約者数と決算報告での受信料収入しか情報がありません。

この限られた情報で支払率を解明してみます。

 

 

まずBS放送の受信契約数は全国で、約1236万件と公表されています。NHKのBS放送における受信料収入は年間1260億円になっています。

年間のBS放送の受信料が25,520円なので、BS放送の支払世帯数は約494万件となります。

 

これで支払率を計算すると、支払世帯494万件/受信契約世帯1236万件=約40%という結果になります。

 

 

 

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BSの支払い率の低い理由

 

この結果をNHKの支払率と比較すると、NHKの支払率が76.6%に対してBS放送の支払率が40%なので、BSの受信料の支払い率が低いということがわかります。

 

 

この原因を考えてみると、1つは単に受信料が地上放送よりも高くなるので、「普段NHKを視聴していない世帯は支払が面倒になって支払わなくなる」

2つ目は、マンションやアパートなどの共同住宅は一括してケーブルを引き込んだり、アンテナを立てたりしており、「各世帯の意思に反してBS放送が受信できる環境に置かれている」

 

 

世帯によっては入居時に契約はさせられたが、家内に受信設備がないため、支払を拒否するケースも多いと推測できるということになります。

 

 

 

まとめ

 

BS放送が普及して地上放送からBSへの契約変更の勧誘にNHKは力を入れており、その方が増収につながることがわかります。すると、

 

⇒勧誘員も契約変更を多くとるように指示を受けて、すでにNHKの受信料を支払っている家庭に変更をお願いしてくる

 

といった流れも想像できます。

 

 

NHKはありとあらゆる方法でNHKの受信契約数増のみならず、BS放送の契約変更者を増やす努力をおこなっています。そして地上波とBSの受信料は年間1万円程度変わってきます、NHKの支払い世帯3564万件がすべてBS放送に移行したら、相当な収入増になるのは言うまでもありません。BS放送の受信契約者数は年々緩やかに増加傾向ですので、今後あなたのところにも勧誘員が訪問して新たな契約の案内があるかもしれません。

 

 

【12月6日ニュース】

【最新12月版】NHK裁判で受信料が合憲とされた概要と今後の動きについて

 

【12月7日】

NHK受信料制度が合憲により激化する”スクランブル化”の声

 

 

 

合わせて知っておくべき携帯ワンセグ放送の受信料

 

・携帯ワンセグに対する受信料の現実

 

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<管理人:アンテナ> ちょくちょくニュースとして話題にあがる”NHKの受信料”関係に関心を持ったのでこれをテーマに情報を体験談を含めまとめています。 意外と知られていないことが多く、契約者でもまだ契約をしていない人でも知っておいた方が良いことがあるので参考にしていただければと思います。 ※受信料逃れや不払いを助長するような目的での運営ではありません

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